2013年7月2日

オートクチュール


7月1日からパリはオートクチュールのコレクション発表でにぎやかなこと。
華やかな開幕を告げるのは、
いつもの通りディオール。

ゲストの韓国の女優。
カンヌ映画祭を彷彿させます。
待ちに待った晴天の日、
ナポレオンが眠るアンヴァリッドの手前に巨大テントを張って、世界中から集まった顧客、スター、ジャーナリストが勢ぞろい。

パリが更なる輝きと栄光を放ち、
ナポレオンもびっくりしたに違いない。

ディオールのメゾン創立者はフランス人であり、
モードの中心がパリにあるとはいえ、
世界中にクライアントがいるし、それぞれの国には文化がある。
 それに敬意をはらって、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、アメリカをテーマとした作品を発表。

布で4大陸の文化を目に見える形で披露したメゾンの主任デザイナー、ラフ・シモンズは、今回もまた、気品あるコレクションを発表し大喝采を受けました。
 スリムで現代的で若さがあり、女性のシルエットを際立てる作品ばかり。女性が女性であることに悦びを感じないではいない。

平和と幸福が地球全体を包んだような心地よいショー。モードは、もしかしたら、平和の使者なのかもしれない、とマジで思った日でした。