2014年9月17日

ステキなステキなソワレ


優雅なソワレは、
ベルジェならでは。
政治家、実業家、文学者、音楽家、画家、デザイナーなど、広範囲に渡る人との優雅で知的な交流で、パリに独自の華やかな世界を保っているピエール・ベルジェ。

80歳をこえた高齢にもかかわらず、ハツラツとした顔と若者のような凜とした姿勢と歩き方。話術に富み、様々な分野の知識も豊富だし、第一、身のこなしが美しい。
「私が若い頃、女性は帽子を被って手袋をして外出していたものです」
と語って下さったことがあり、まるでプルーストの時代みたい、まるで昔の映画の世界と思ったほど。

もうすっかり友人。
実業家ジャン・ピエール。
彼がするすべてが芸術的で、これが本当のアール・ド・ヴィーヴルかと、うっとりしないではいられない。そうしたベルジェのソワレに招待され、たくさんの上質な輝きに触れることができるのは、この上ない幸せ。
今回のソワレには哲学者、作家、実業家、女優、アーティストが多数集まり、お互いに顔見知りが多いので和やかな雰囲気。
服装がとても個性的で圧倒されそうなほど。平凡はこの世界では評価されないのです。だからといって品格のない装いは避けなければならない。

スパンコールのトップにミニスカートでひときわ華やかなのは、著名な女優さん。パンテールのモチーフやパープルのシックなドレス姿も女優さん。総刺繡のガウンを羽織っているのはデザイナー、男性の実業家や文学者は上着をつけている。


誰も彼もが上質の装いであることは、一見してわかる。ベルジェに対して、そして彼が招待した人に対しての心遣いが、そうさせないではいないのです。そうした中にいることの何と心地いいこと。

パリは毎日が祭典という表現がぴったり。刺激が生きている街なのです。