2014年9月9日

ヴァカンス開けの再会ソワレ

斜めの写真とは
パリジャンの思いがけないアイディア。
小口さんと。


長い長いヴァカンスが終わって、パリジャンがそれぞれの活躍を再開する季節到来。
それをお祝いして、というか、むしろヴァカンスをどのように過ごしたかという話をするために、
共にグラスを傾けようというソワレ。

美術学校ボザール近くの、ロテルという名のホテルのバーを借り切ってのおしゃれなひととき。
このホテルに、有名なアイルランドの詩人であり作家のオスカー・ワイルドが暮らし、そこで若い生涯を閉じたのでした。

ライトアップされた中庭でも
ソワレが続きます。

ワイルドがダンディーな装いで姿を現しそうな雰囲気がそのまま残っている中で、こうした集いを行なうのはいかにもパリらしい。しかも、一ヶ月、長くて二ヶ月のヴァカンスが終わってパリに戻ったのだから、一緒に過ごそう、語り合おうというエスプリは、やはりパリジャンならでは。人生を楽しむことを知っている。これが朝1時まで続くのです。

お仕事でパリにいらしている、NHKエンタープライズのエグゼクティヴ・プロデューサー、小口比菜子さんをお誘いしてふたりで参加。彼女は昼間の強硬な行動にもかかわらず、元気ハツラツ。パリが大好きな人なのです。

私たちもパリの人に負けないくらいおしゃべり続き。これでやっと本格的にお仕事をする気になりました。