2014年11月3日

仮面舞踏会

パリならではの大人の世界。
久々の仮面舞踏会がパリのある旧貴族館で開催され、浮き浮きしながら友人と出席。
こうしたソワレでは、出席する人がどのようないでたちか、
それを見るのも大きな楽しみ。

仮面舞踏会にふさわしい姿で
親しい友人と出席。
パリっ子はアイディアが豊富だし、個性的だし、勇気があるから、それだけに絵になる。
仮面舞踏会の発祥地はヴェネツィアで15世紀のルネッサンス時代。その後、ヨーロッパ諸国の宮廷に広がり、現在も引き継がれいるのです。

この夜、エントランスを入ったホールで、お祝いの場に欠かせないシャンパンでカンパイ。その後、貴族的雰囲気が漂う分厚いカーペットを踏みしめながら2階にのぼり、絵やタペストリーが飾られた広いサロンに入ると、もうそこは別世界。

皆、思い思いの仮面をつけ、ソワレにふさわしい服装で、軽快な音楽に乗って、体を軽やかに動かしている。ワインやシャンパンを片手にしながら踊っている人もいる。赤、ブルー、ムラサキなどの光線が華やかに飛び交い、笑い声が跳ね、極上の時間を最大に楽しむ。軽快な音楽が途切れることなく聞こえる。
何だか夢の世界にいるみたい。
仮面で顔が見えなく、誰が誰だかわからないのがいい。そういえば、マリー・アントワネットもフェルセンと仮面舞踏会で出会ったのだった。などと思い出すと、会場が旧貴族館ということもあって、何かいいことが起きそうな感じ。

結局そういうことはなかったけれど、パリならではのステキなソワレを満喫しました。