2019年1月13日

バーゲンのシーズンだけど・・・

バーゲンで活気が満ちる1月中旬のパリ、と言いたいけれど、今年はちょっと違う。通常土曜日は、ショッピングで大変な賑わいのデパートだけれど、肝心のお買い物の人より機動隊の車のほうが目立つ。

デパートの横手に機動隊の車が勢ぞろい。


通常土曜日は、ショッピングを楽しむ人で身動きできないのに、
寂しいくらいの人出。機関銃を持った男性が視線を走らせます。
歩道では、機関銃を手にユニフォームに身を包む凛々しい男性たちが目を光らせている。焼きグリの屋台も「どいてどいて」と追い払われているし、空ではペリコプターがブルンブルンと大きな音をたてながら旋回。このように、とてもショッピング気分ではない。

それというのも「黄色いベスト」運動が続ているから。
今彼らが要求しているのは、市民がイニシアティヴをとる国民投票(RIC)。
すでにこれを実施している国もあり、上手くいっているとの報道もあるけれど、フランスでどうなるか。

来週はちょうどパリコレの時期。毎週土曜日に「黄色いベスト」のデモがあるので、予定を変更したメゾンもある。このように様々な分野に被害が拡大しています。