2019年5月1日

平成が終わり令和が始まりました。

30年続いた平成時代を終えることは、パリに暮らしていても感慨深いものがあります。その日が近づくに従って、もうじき平成が終わり新しい時代『令和』が始まるかと思うと、緊張感さえ感じていました。

日本の元号は7世紀に始まったそうで、中断があったとはいえ現在まで続いているその歴史の長さに圧倒されます。こうした伝統が幾世紀にも渡って継続されている日本は格別の存在で、それは長年外国に暮らしていても常に意識しています。歴史や文化、伝統に興味を抱く知識豊富なフランス人との会話の際には、彼らにとって理解しがたいことへの質問も多く、それにこたえるために多くの学びを必要とすることもあります。それもあって日本人としての意識が強まるのかもしれません。

外国人には元号は分からないので西暦で話しますが、和暦では何年だと説明すると、21世紀になっても日本独自の年号を守っていることに自分自身が感動し、こうした伝統を守り続けている日本人に生まれてよかったと思うことさえあります。

平成時代が終わり令和を迎えたばかりのパリから、数枚の写真をお届けします。さわやかな気候で、新たな年号にふさわしいパリです。

マロニエの花が満開。
パリがもっとも美しいシーズン。
近くで見るとマロニエのお花はとっても可憐。

ヤギさんの愛らしい姿を見れる季節でもあります。
満開のお花の下で雑草を食べるのがお仕事。
時々大きな声をあげて存在を示します。
「メ~メ~」とないてほんとうに可愛い。

 平成最後の日に 高田賢三さんと
老舗レストラン「ヴォルテール」で、
思い出話に花を咲かせました。
時代が変わっても、
日本の伝統はぜひ守ってほしいと意見が一致。

セーヌ河畔にあるこのレストランの階上に
18世紀の哲学者であり文学者のヴォルテールが暮らし、
生涯を閉じています。

伝統的なフレンチを堪能できるし、
落ち着いたエレガントなインテリアもサーヴィスも満点。
大好きなレストランのひとつです。