ある日、いつも通りお散歩をしていたら、壁にかかれている絵が目に入った。それは、もう何年もまえからあり、見慣れているので、そのまま通り過ぎようとした。
「それにしても、建物の壁にいつまでも残しておいていいのかしら。規制がうるさいパリなのに」
と、ちょっと不思議に思い、近づいてみたらびっくり。ナンと、それはモザイク画だったのです。
それ以降、気を付けていると、モザイク画があちこちにある、ある。カラフルで、ユーモアがあり、オリジナリティに富んでいる立派なストリートアート。ベージュ色の単調な壁に、インパクトを与えていて楽しい。サイズがどれも小さいのは、美観を損ねないためからか、と思っている。それに、私が見た限りでは、歴史的建造物やメインストリートは避け、ちょっと入った壁のみ。作者は不明だし、その意図はわからないけれど、芸術の都パリならではの光景。
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エリザベス2世がパリの壁を飾るとは・・・ 高い空の上から見下ろしているみたい。 女王はフランスが大好きで、 外国の公式訪問で一番多かったのはフランス。 |
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大きな目がグルグル動いているみたい。 いたずらっ子のような表情がかわいい。 |
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そっくりなのが他の壁にも。 同じ作者なのでしょう。 |
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広い壁を住まいにしている、 かなり個性的でわがままそうなネコ。 |
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左下の番地は、多分、この建物に関係がある人の作品でしょう。 炎の中に⑨の数字が見える。 右上のタコはモザイクではないけれど、 愛嬌があるのでオマケ。 かなり薄汚れた壁でも、控えめなストリートアートで生気が生まれる。 |
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ルーヴル美術館もびっくりしそうなモナリザ。 息をしている女性のようで、親しみやすさがある。 |
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高い所で何しているの?ずっとそこにいるつもり? 落ちないように気を付けてネ。 |
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