政府の 政策に反対、あるいは、マクロン大統領への積もり積もった不満が爆発し、9月10日を「すべてをストップする」日とし、フランス全土でデモやストライキがあり、400人を越える人が拘束されました。
高速道路なども閉鎖され、日常生活に支障をきたすかもしれないと、スーパーは仕入れを倍増。ガソリンが不足する可能性もある、とガソリンスタンドも行列。でも、市民たちは、こうした運動に慣れているからか、ちっともあわてない。デモやストライキはフランス人が好きなスポーツだという人さえいる。
「こういう日は休めばいい。何も無理することはない」
「コロナでテレワークに慣れたから、それにする」
「幼稚園が閉鎖されるから、家で子供の世話を」
暴徒の手にかかると大変だからと、高級品を扱うブティックは、前日からバリケードを張り巡らしたり、臨時休業。カフェやレストランも人出が少ない。閉鎖した美術館もある。多くの人があこがれるパリにも、こういう日があるのです。余波が続くかも、と心配になった私も、食料品を多めに買いました。
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閉店だけでは心配。 バリケードが守ってくれる。 |
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頑丈そうなバリケードが全てのウインドーに。 もちろんエントランスもガッチリ防御。 |
パラソルを飾っていい感じ。 でも、誰もいなく、ちょっとかわいそう。 |
きちんとセッティングしたテーブルと 座り心地よさそうな椅子。 でも、人の姿が・・・ない。 |
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9月10日はブラックデイでした。 |
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