2011年4月18日

ウィリアムとケイトの結婚に夢中

スーパースター、ケイト
4月29日が近づくにしたがって、フランスの報道機関は熱する一方。
ケイトの写真を表紙にすると、売り上げが30%も上がる雑誌もあるほど。

キオスクにもお2人の大きな写真が飾られ、人目を引いています。
テレビも負けずに長時間の特別番組を放映。
報道合戦はもうすでに始まっているのです。

フランス人がこれほど熱中するのは、王家や貴族の子孫が今でも健在で、そうした人々の間では、こうした話題が欠かせないこともありますが、イギリス国王の先祖が、実は、フランス人だったからでもあるのです。
その人物が、現在のイギリス王室の開祖といえる人。

パリのキオスクは
ウィリアムとケイト一色
1066年のこと。
ノルマンディー地方の君主ギヨーム2世が、イギリスでの権力争いの最中に、強力な軍を引き連れて乗り込み、見事に勝利を獲得。ウエストミンスター寺院で国王としての戴冠式を行ない、英語式にウィリアム一世と名乗ったのです。

18世紀に、ドイツのハノーヴァー家が国王として迎えられますが、最初の国王がフランス人であることの誇りは、フランス人には残っているのです。
彼らの会話がイギリス王家にふれると、「もともとはフランス人なのだから」という言葉を今でも耳にします。

今回結婚する未来の国王は、何と偶然にも、
フランス人の初代国王と同じウィリアム。
それもあってか非常に興味を持っている王子の結婚式。

日本の皆様に元気を送るために、
今日はパリの街角に咲くアマリリスを。
4月29日の結婚式は、もちろんテレビで実況中継。一部始終見られます。
多くの人の関心を呼び、視聴率も高いはず。
もちろん、その中のひとりは私。
日本でも同じフィーヴァーでしょうか?