2011年4月12日

日本の地震その12

災害から一ヶ月目の4月11日。日本各地で犠牲者のための黙祷が行なわれたことは、フランスでも大きく報道していました。

テレビはどのチャンネルも、悲しみをおさえながら一心に亡くなられた方々の冥福を祈る姿を、映像で伝えていました。

フィガロ新聞は一面に、満開の桜の花をバックに、募金をつのる着物姿の女性の写真をのせ、日本は復興に向けて結束していると報道。
明るい未来に向かっている印象を与えていました。

管直人総理の声明文も大きく掲載。
多くの尊い命が失われ、15万以上の人が、今でも住まいから遠く離れて暮らさなければならない状況にあること。

「絆」と題した官直人総理の
感謝の声明文
外国からの援助は希望と勇気を与えてくれること。
励ましのメッセージを世界中から受け取り、こうした世界との絆は、日本人を支え、感謝の気持ちでいっぱいであるとの心に染み入るような文に、フランス人は再度日本人へのお見舞いの気持ちを深めたようです。

そうですね、今、日本は桜が満開なのでしょうね。
毎年、新しいつぼみをつけ綺麗な花を咲かせ、人々をその近くに呼び寄せる、日本人の心のふるさとともいえる桜。
この可憐で明るい花のように、共に未来に希望を持ちたいですね。

チューリップが満開

頑張ってください。パリから応援しています。