2015年1月12日

宗教も国境も超えた大行進

1月11日。快晴の日。
ヘリコプターが上空から監視する中、テロの犠牲者追悼と表現の自由を尊ぶ行進が繰り広げられました。この日は、約50カ国の首脳が一同に集まり、パリでは100万、フランス全土で370万人が行進に参加。いまだかつて見たことがない大結束でした。

パリでは出発点のレピュブリック広場から到着点のナシオン広場まで、人、人、人の波。
様々な国旗がひるがえり、様々な宗教、国籍の人々が一致団結して行進する姿はあまりにも感動的で、世界が平和で結ばれることを切実に願わないではいられない。

同じ時期にロンドン、ベルリン、モスクワ、ローマなどでも結束を呼びかける行進が行なわれ、フランスはひとりでないことをはっきりと知ったことは心強いことでした。