2017年11月2日

メトロの駅名は語る 60

Cambronne
カンブロンヌ(6号線)

ナポレオン皇帝の忠実な部下ピエール・カンブロンヌを称える駅名。

ピエール・カンブロンヌ(1770-1842)
ナポレオンの多くの戦いに参加し、勝利も敗北も共に味わったカンブロンヌは、皇帝が戦いを失い、地中海のエルバ島に流刑されたときにも同行。常に傍らにいて支えになっていた人物。

1815年2月26日、エルバ島から脱出するナポレオン。
忠実な部下カンブロンヌらに囲まれながら、島民に別れを告げる皇帝。
流刑地エルバ島から脱出し、フランスに戻ったナポレオンは、
各地で熱狂的歓迎を受けながらパリへと向います。
1815年にエルバ島を脱出した際にも、カンブロンヌはナポレオンと行動を共にし、南仏の港に奇跡的に無事に上陸。

各地で熱狂的歓迎を受けながらパリに到着し、ナポレオンは皇帝の座に返り咲き、約100日間天下をとります。

ナポレオン最後の戦闘、1815年6月18日に始まったワーテルローの戦い。
その後ナポレオンは連合軍との決戦が待っているベルギーのワーテルローへと向い、最後の戦いに挑みます。

このワーテルローの戦いで、重傷を負ったカンブロンヌは、宿敵イギリスの捕虜としてしばらくの間その地で過ごした後、フランスに戻り生まれ故郷ナントで静かに生涯を閉じます。