2018年1月8日

今年最初のディナー

新しい年を迎えて最初の日曜日に、友人宅でディナー。
サン・ルイ島のセーヌ川に面した、最高のロケーションにある友人のアパルトマンは結構広いのに、ナンとここは仮住まい。

新たに購入した家の工事中の間だけ住んでいるのです。
とはいえ、アール・ド・ヴィーヴルにこだわるフランス人のこと、仮住まいといえども、毎日の生活を最大限に楽しんでいます。

17世紀の由緒ある建物の2階のアパルトマンは、天井が見上げるばかりに高く心地いい。
フランスでは2階はノーブルな階と呼ばれていて、そこに暮らすことにこだわる人も結構多い。
ブルーの瞳のネコちゃんがいて、
白いランのお花があちこちに飾ってある。
高い天井まで届く本箱には、アート系の本がいっぱい。
キャンドルが幻想的な雰囲気をかもしだしています。
フランス人の家でのお食事にキャンドルは欠かせない存在。

広い窓の向こうにはイルミネーションを映すセーヌ川が見え、
パリ発祥の地にいる感激が沸き上がります。
このサロンでアペリティフをいただき、
その後、お隣のダイニングルームに移動。
ここにもマントロピースがあり、
数本のキャンドルが灯されています。

紫の椅子にあわせた紫のランのお花。
心地よいインテリアの中でのディナーに
時を忘れます。
この日は5人でお食事。フランス人2人、イタリア人2人、日本人1人(私のこと)。
20時に集まって真夜中まで途切れることのないおしゃべりが続き、その間に頃を見計らってお料理を口にする。

ずいぶん馴れたけれど、やはりエネルギーを消耗します。
3月ころには新居の工事が終わるらしい。そのときにはきっとアイディア豊富なお祝いで、たくさんの友人が集まるはず。何しろ460m²の広さだというからには、半端ではない。

もう、今から楽しみ。