2018年10月14日

カルティエ現代美術財団 南米の作品で楽しさいっぱい。

悦びが飛び跳ねているようなカルティエ現代美術財団。南米のカラフルな作品が、一階と地下の展示会場で、競うように楽しさを散りばめているのです。その中に身を置くとラテン音楽が聞こえたり、南米特有の強烈な陽光に包まれているよう。

南米諸国のアーティストの幾何学様式の作品を展示しているのですが、独自の色彩感覚に圧倒されます。以前ヴァカンスで訪れたメキシコやキューバで体感した空気や、香辛料がきいたお料理、日焼けした笑顔、軽快なミュージックなどが一挙によみがえり、懐かしさがこみあげてきました。

ブラジルの女性画家の作品。
コロンビアのアーティストによる「ロイヤル・スケートリンク」
パラグアイのアーティストのお面。木彫に彩色しています。
ボリビアの「アンデス建築」の巨匠フレディ・ママニによる、
イヴェント・ホールの再現。

彼の生まれ故郷エルアルトの祭典ホールにいるようで、
異国情緒満点。音楽に乗って踊りたい気分。
ドミノを並べたユニークな作品。
上の作品のアップ。
カルフルな家々。

ほとんどの作品にタイトルがついていません。
それぞれ好きなように解釈してくださいという意図なのでしょう。

海の向こうの異国文化をパリで満喫できる貴重な展覧会です。
2019年2月24日まで開催。