2019年2月26日

ファッション界、女性活躍の時代

カール・ラガフェルドが亡くなった当日に、シャネルのアーティスティック・ディレクターをヴィルジニー・ヴィラールが引き継ぐと正式発表があり、ますます興味を呼んでいるパリモード。

なぜなら、常に比較される二大メゾンのディオールもシャネルも、女性デザイナーがトップに立ったからです。プレタポルテを手がける女性デザイナーは世界中に多いけれど、ここ数十年間、オートクチュールは男性に限っていたので、モード界が新時代を迎えた印象を受けます。

シャネル本店の並びに、
ココ・シャネルとカール・ラガフェルドが語り合っている大きなデッサンがあります。
多分、この裏側で工事が行われていて、それを隠すために掛けられているんでしょうが、
その完成を見ずに世を去ったカール。
深く印象に残ります。

2月25日からプレタポルテのパリコレが始まり、最終日の3月5日、カール・ラガフェルド最後のクリエーションが発表されます。いつもの通りグランパレに非現実的世界を造り、カールの途方もない夢を具現化した中に導いてくれるでしょう。

不思議なことにそのグランパレも予定では来年から修復を行うために閉鎖するそう。となるとコレクション発表の会場そのものも新たになるシャネルです。