2019年6月1日

クリーンで住み心地良い街にしたいパリ

変わらないようで変わりつつあるパリ。生活環境をどんどん改良しているのが目に見えて分かります。

セーヌ河岸の道路を歩行者専用にした当初はかなり反対者がいましたが、今では多くの人が納得しています。ウィークエンドに川のほとりをのんびりと散歩できるのは、大都市では貴重なこと。

自転車専用道路工事が進んでいるリヴォリ通り。
左が自転車専用道路。
歩道にレンタルの電動キックボードが見えます。

特に今注目を浴びているのは、シャンゼリゼ大通りとリヴォり通りの自転車専用道路の工事。この二つの道路はパリの中心を走る東西を結ぶ軸。当然、車の通行量が多く排気ガスによる大気汚染もひどい。それで自転車専用道路を設け、走行に不便な車をあきらめさせ、自転車利用者が増えることを願っているらしい。

パリの地下には網の目のようにメトロが走っているし、バスも多い。最近バスは排気ガスが少ないハイブリッドに変わっています。このような公共交通機関を利用する人が圧倒的に多いし、レンタル自転車や電動キックボードも大変な人気。

もうひとつパリ市長イダルゴ女史が力を入れているのは、緑地帯を増やすこと。パリ中心のマドレーヌ教会周辺にその一例を見ることができます。今まで車やオートバイが無造作に止められて教会の美観を損ねていたスぺースに、大小様々な木を植え小さいながらもほっとするオアシスに変えています。

マドレーヌ教会前の左右に、
このように小さいながら緑のコーナーがありほっとします。
教会裏手でも工事が進んでいるので、そこも緑地帯になるのかも。

どこかで育てて植えたプラタナスは大きいけれど、
その下の名前不明の木はまだまだ子供。
頑張って大きくなってね。時々様子を見に来るからネ。
新しい情報では6月半ばから52の公園での喫煙を禁止するそう。ジョッギングや散歩を楽しむ人の健康を考えての発案であり、同時に喫煙者を減らす目的もあるのです。

このようにパリは、日々の生活を快適に過ごせるよう絶え間ない変化を遂げています。石造りの街パリだけれど、人間優先の工夫がいろいろな形で実現されているので、住み心地がいい。少なくとも私には合っています。