2010年12月27日

エルメス対LVMH

エルメス本店
先日のブログで書いたようにLVMHがエルメスの株を買い、経済界がにぎわったと思ったら、またまたLVMHが株を増やして話題になっています。
これで20パーセントになったのですから、エルメスも複雑。

前回17パーセント買った時には、エルメス社長が「フィガロ誌」で
LVMH会長アルノーによびかけ、株を返して欲しいと訴え、それに対してアルノーは正規に買ったのであるからそんな必要はないと突っぱねました。

その後エルメス創立者の子孫が集まり、誰も株を売らないようにしようと結束。
でも、個人でもっている人もいるわけで、
そうした人は誰に売ろうと自由。
今後どのような展開をするか、注目の的。

ロレアルの「華麗なる母娘の闘い」は、その後話し合いで仲直りし、円満解決したのはいいニュース。
卒倒しそうなほどステキな
ウインドー
でも、エルメスとLVMHはそうはいかない。

消費者は誰が持ち主であっても、製品が魅力的であればそれでいいですよね。

クリスマスのエルメス本店の装飾は、例年にない華やかで、幻想的で、さすがエルメスと溜息が出るばかり。エルメス健在を華々しく表現していたのが印象的。
 それにしても、本当に素晴らしいウインドーです、ね。
心が奪われないではいないすごいオーラがある。
これを見るために
パリに来てもいいほど!