2013年1月1日

新年のご挨拶


明けましておめでとうございます。

様々な出来事で世界が大きく揺れ動き、
経済も下降線を辿る一方の2012年が終わり、
心を改める新しい年になりました。

やはり新年を迎えるのはとてもうれしいことです。
何もかも新鮮に見えるし、
空気までが今までと異なっている印象を受けるほど。
パリの景観も、一新したような晴れやかな輝きをキラキラと放っています。

体中の細胞が悦びを隠しきれないかのように踊り、
心が浮き立っているのが自分でもよくわかります。

日本ではお正月が非常に重要ですが、
フランスはどちらかというとクリスマスを重視。
遠く離れている家族が、皆、集まり、
和気藹々とお祝いするのはクリスマス。

それに反して大晦日は友人と過ごすのが習慣。
そして新年は1月2日から仕事はじめというフランスです。

今年の一番の話題は、ノートルダム大聖堂850周年記念。
建築が開始されたのが1163年だったのです。
ゴチック建築のもっとも美しい例といわれるノートルダムは
パリジャンの心のよりどころ。
その850周年を記念する行事は昨年の12月12日に始まり、今年の11月24日まで続きます。
講演、エキスポジション、スペクタクルなど様々なイヴェントがあるとのこと。
そうなると、今年が特別良い年になるような感じがして、
ますます心が浮き立ちます。




新たな年が皆様にたくさんの幸せをもたらせることを願っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。