2015年9月12日

ショーメの「つかの間のミュージアム」

特別展会場は
ミステリアスな雰囲気。

1780年に創業し、皇帝ナポレオンからご用達の栄誉を授けれられた高級宝飾店ショーメが、その輝かしい歴史の一部を6ヶ月間ブティック内で開催。(一般公開はされておらず、関係者のみ)

6ヶ月ごとにテーマを決めて、
メゾンのアーカイヴの奥に保存されているジュエリーやデッサンを展示し、ショーメの奥深さを知っていただこうというのがターゲット。

ジュエリーが放つオーラに
幸せ度、満点。

今回のテーマは「自然」。19世紀の作品が主体となっていて、草花や昆虫が貴石で表現され、デリケートな感性と緻密なテクニックを目の前に見れるのは感動です。

通常、目にすることが出来ないジュエリーとデッサンばかりで、そのために、さらなる感激を覚えます。

デッサンはどれも目眩を覚えるほどきめ細やか。そのデッサンに従って職人が手作業で仕上げるジュエリー。歴史の香りが放たれているようで、19世紀の典雅な時代をたっぷり味わった感じ。

すてきなオーラに包まれた幸せなひとときでした。
皇后ジョゼフィーヌが好きな
麦の穂が風になびくモチーフのティアラ。1811年頃作。