2016年8月28日

鉱物博物館で宝石の観賞

これが「鉱物博物館」の入り口。まるで宮殿みたい。
この中は撮影は出来るけれど、写真の公開は禁止なのです、残念。
前々から行きたいと思っていた「鉱物博物館」に、夏の終わりに行ってきました。
ここに行ってみたいと思ったのは、ナポレオン一世と三世にちなむ宝石が公開されていると新聞記事で見かけたため。

博物館は学生街のパリ高等鉱山学校内にあり、長い廊下の先の幅広い階段をのぼった2階にあります。そこで6ユーロの入場料を払うと、係員が、
「何か特別に見たいものがありますか?」
と親切に聞いてくれるので、
「ナポレオン皇帝が持っていた宝石が目的です」
と即座に返事。

さっそくその場に案内してくださり、説明までしてくれる。それによると・・・・
帝政が終わり共和制になったときに、皇室所有のジュエリーがバラバラにされ、競売され、その内の数十点をここに展示しているとのこと。
 ロシア産出の鮮やかなアメジストと、ブラジル産出のピンクトパーズは、ナポレオン一世の二番目の妃マリー・ルイーズのティアラを飾っていた宝石。コロンビア産のエメラルドはナポレオン三世の戴冠式の冠に使用していた宝石。
どれも最高のクオリティだし、持ち主が持ち主だけに興味深い。

「鉱物博物館」には世界中から集めた貴重な原石が多数展示されています。どの原石も煌きがあって、そのままの状態でとても素晴らしい。
そうした原石に人の知恵、感性、技巧を加え、ジュエリーになると、原石と異なるアート性高い美が生まれる。
そこにいたるまでの工程は、果てしなく長いのだと今回つくづく実感。自然の素晴らしさと人間の素晴らしさを、再確認した貴重な訪問でした。
それぞれの原石が放つパワーが体中に走ったようで、元気が倍増された想いです。やはり行ってよかった。
「鉱物博物館」はこのパリ高等鉱山学校内にあります。
60 Boulevard Saint Michel 75006 Paris
博物館の建物自体にも興味があったので、調べた結果、18世紀の貴族館だったことがわかり、豪華な大理石の階段や、天井画、 壁画があることに納得。もちろん歴史建造物に認定されています。