このところ 晴天続きのパリ。こうした心地よい気候のときには、テラスでのランチが最高。屋外の空気に全身を包まれながら、美味と美酒を親しい友人と味わうのは、この上ない幸せ。
快適な日々が続くある日、日本からグルメの友人がパリに来るとのメールを受け取り、ランチのために選んだのは、リッツパリのテラス。なにしろ、ここはお料理もワインも上等だけでなく、美女、美男の行き届いたサーヴィスが魅力。自分たちが高尚な人であるように思わせるほど、それはそれは柔和な微笑みを称えながら、丁寧に接客してくれる。
予約が大変だったのも、よくわかる。何しろ世界中のこだわりの人が集まるのだから、当然。居心地がよく話題も豊富で、2時間半ほどの長いランチになりました。
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リッツパリの中庭の大きなパラソルの下でランチ。 美味に加え、行き届いたサーヴィス。 忘れがたい思い出になる貴重なひととき。 |
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お花のすぐお隣のいいお席。 まずはシャンパーニュで乾杯。 |
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選んだシャンパーニュは創立1812年のローラン・ペリエ。 こだわる女性ばかりだから、ロゼ。 一口飲んで全員が同時に「ああ、美味しい!!! 」 |
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テーブル上のバラの花と ステキなハーモニーを奏で、極上気分。 フレッシュでデリケートな味は、さすが老舗ならでは。 |
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満開のバラの花のような演出が素晴らしい、 メロンと生ハムのアントレ。 |
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メインに選んだ海老入りスパゲッティ。 ちょうどいい量は、経験豊富なベテランシェフならでは。 |
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オリジナルのパンは4種類もあって、 しかも焼き立て。抵抗しがたく2種類いただきました。 |
チョコレートやコーヒ―の後、外に出ると、ナポレオンが誇らしげに立つ円柱があり、周囲は名だたる宝飾店がずらり。ヴァンドーム広場に面したホテル・リッツパリでのランチには、心を輝かせるマジックがある。
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エレガントで幸せなベル・エポックの リッツパリの中庭でのディナー。1904年。 当時の華やかさと格式は、変わることなく引き継がれている。 |
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