2012年3月11日

ノートルダムで追悼ミサ


最大なミサが行われた
ノートルダム大聖堂
大使公邸でのセレモニーに引き続き、3月9日にノートルダム大聖堂で盛大なミサがおこなわれました。

夕刻5時45分に始まったミサは、災害にあわれた日本人と、この日集まった日仏の皆様が理解できるように、フランス語と日本語でおこなわれるという
真心がこもったものでした。

司教のお言葉、聖歌隊の美しい賛美の歌、そして祭壇のもとに集まった多くのフランス人と在仏日本人が、再び日本のために一致団結してお祈りを捧げ、一日も早い復興を願いました。

佐渡裕さんと
スーパーキッドオーケストラ
その後、佐渡裕さん率いるスーパーキッドオーケストラによる素晴らしい演奏がありました。バッハ、チャイコフスキーなどの曲のほか、日本の芥川也寸志さん、いずみたくさん作曲の演奏もあり、その卓越した演奏の反響は遠い日本にまで届くほど強く、感動を新たにしました。

このように東日本大震災は、フランスで様々な形で語り続けられています。
日本はひとりでない。フランスは常に近くにいるのです。手を伸ばせば届くところに。