2014年7月28日

パリ ヴァカンス、いつもと違う。

ピシッと閉まっている
キオスク

パリジャンがヴァカンスに出かける波はいくつかあって、そのピークは7月中旬と下旬、
そして8月上旬。

特に7月下旬から、多くのキオスクが閉まり、
マルシェも歯がかけたようにデコボコだし、
名立たるレストランはこぞって閉まる。
これが8月末まで続くのだから、とても寂しい。
パリがパリでないみたい。

街を占拠するのはツーリスト。
軽装で、飲み物を片手にしながら、時々地図を広げているからすぐ分かる。

軽装で楽しそうなツーリスト
以前は、7月に友人がヴァカンスに行くと私もいそいそと出かけ、彼らが帰ってきて、別の友人が8月に出かけるとまたどこかに行きたくなり、夏のほとんどをパリ以外のところで過ごすことが多かったけれど、今は、ちょっと落ち着いています。

とはいえ、私もやはりヴァカンスを楽しみます。
これは自分のリニューアルに欠かせないこと。
見知らぬ地を訪れた後は、原稿の進み具合が驚くほど早くなり、内容もいいものになる。

と、口実をつけて今年も夏のヴァカンスを大いに楽しみます。