2012年6月18日

総選挙の結果

先週の第一回投票に引き続き、第二回目の投票が今日、17日の日曜日におこなわれ、
社会党が圧倒的強さを見せました。これで何でも可決されること間違いなし。

数日前から話題の中心になっていた、社会党のセゴレーヌ・ロワイヤルと社会党から除名されたオリヴィエ・ファロルニの激戦は、ファロルニの勝利。大幅の差で当選。これは予測通りの結果。

オランド大統領のパートナー、ヴァレリーが、憎しみあっている大統領の前パートナー、セゴレーヌ・ロワイヤルを落としたいために、ファロルニを指示するツイッターを発したと、大問題になっていたことは前回のブログでお知らせした通り。
でも、それが今回の投票に何らかの影響を与えたとは誰も思っていないはず。
選挙とはそうあってはいけない。そのくらいの常識はフランス人が持っていないはずがない。

このツイッター事件の後、エロー首相がヴァレリーに控えめにするべきだと公言するほど騒ぎが大きくなっていたことは確か。
このようなことは、前代未聞。でもこれもいかにもフランスらしく、私はぜんぜん驚きもしない。
さすが個性的なフランス人。自己主張の国民です。

そういえばヴァレリーは、フランスのファースト・レディーになっても自分は自分という態度を変えず、ジャーナリストの仕事を続けていくことも宣言。
今後どのような展開があるか、目が離せないフランスです。
本当に刺激的な国。