2012年6月13日

ヴェルサイユ宮殿の新展示場

壮麗なヴェルサイユ宮殿
ヴェルサイユ宮殿に新しく展示会場が設置されました。

「ヴェルサイユ宮殿の歴史のギャラリー」と呼ばれ、
宮殿の建築開始から完成までの様子が、
絵と模型でわかりやすく
あらわされています。

その会場として選ばれたのは、
一階のプリンスたちが暮らしていた
11の部屋。

絵、模型、3Dで宮殿の紹介
最新テクノロジーを駆使した3Dによって、宮殿内の主だった部屋や広大な庭園に入り込むこともでき、そのインパクトはすごい。

これはグーグルの協賛だそう。
もちろん資金援助もしたけれど、金額は公表していない。

ともあれ、こうしたことへの寄付は遠慮せずにどんどんして欲しい。
80ヵ国の人が訪れるという世界のヴェルサイユ宮殿。
資金援助のカイがあるというもの。

家族と一緒のマリー・アントワネット
今まで場所不足で倉庫に長い間眠っていた絵画も多数展示。
その中には、マリー・アントワネットの2枚の絵もあり、日本人には興味深いこと。
どちらも家族と一緒のマリー・アントワネットの姿で、王妃がいかにいい母親であったか伝わってきます。

その他、オペラ座の断面の模型もあるし、礼拝堂の重厚な鍵もある。

今後は3階の国王の愛妾たちの部屋の修理に力を入れるそう。
いろいろと話題豊富なヴェルサイユ宮殿です。

一般公開に先駆けた、解説付きの
展示会場訪問の後は楽しいブッフェランチ
「ヴェルサイユ宮殿の歴史のギャラリー」は6月14日から公開