2016年2月22日

100年前の2月21日、ヴェルダンで。

第一次世界大戦最大の激戦地、ヴェルダン。
フランス軍の指揮を取った英雄
ペタン将軍、後の元帥。
第一次世界大戦最大の激戦「ヴェルダンの戦い」が始まったのは1916年2月21日。今年はその100年目です。
12月19日まで続いたフランスードイツ間のこの戦いは、70万人もの死傷者を出した、第一次世界大戦最大規模の会戦でした。

フランスの勝利に終わったこの戦いの指揮を取ったフィリップ・ペタン将軍は、英雄と崇められ、元帥の称号を獲得。
ところが、第二次世界大戦ではドイツに屈服し、ドイツのフランス支配協力者となり、国を裏切ったと死刑の判決を受けます。

けれども「ヴェルダンの戦い」での業績があまりにも偉大だったために、大西洋のユー島に流刑され、そこで生涯を閉じます。それは第二次世界大戦の英雄ド・ゴールによる配慮でした。彼は「ヴェルダンの戦い」の際、ペタンの部下だったのです。ペタンはド・ゴールの軍人としての有能性を、誰よりも高くかい、公に賞賛していたほどでした。

昭和天皇が皇太子裕仁親王だった1921年にフランスを訪問なさり、ペタン元帥にお会いになり、ヴェルダンにも行かれました。

いろいろな意味で重要な「ヴェルダンの戦い」。
この激戦が始まった100年記念の2016年2月21日、テレビは特別番組を報道し、フランスは重要な歴史を再認識しました。