2016年2月11日

マリー・アントワネット 絵で辿る生涯 56

判決を聞いても威厳と穏やかさを保っていた国王。
1793年1月20日、死刑判決を受けたルイ16世は、
ルイ16世が
処刑前日に書いた手紙。
国民公会に宛てて手紙を書きます。

・・・神の元にいく準備のために3日間の猶予がほしいこと、家族との最後の別れの際には、誰も見張りに立たないでほしいこと、自分亡き後、家族の面倒をきちんとみてほしいこと・・・

タンプル塔に判決を伝えにきた代表団に、その手紙を託し、それに対する返事を携えて、彼らが再び戻ってきたのは夕刻でした。

国民公会は王が希望した3日間の猶予を拒否し、処刑を予定通り翌日に行なうと決定。それを無言で受けたルイ16世を後に残し、代表団が引き払ったのは18時でした。

家族との最後の別れのときは刻々と迫ります。
この日の夜を最後に、国王は翌日朝、刑場へと向うのです。