2016年6月18日

メレリオでアンティック・ジュエリーを堪能

指先にジュエリー。こうした華やぎの時代があったのです。
世界でもっとも古い宝飾店メレリオ。
マリー・アントワネット、ジョゼフィーヌ、ウジェニーなど、フランスの歴史上名高い王妃や皇妃だけでなく、ロシアやスペインなどヨーロッパの王侯貴族を顧客としていただけあって、アーカイヴに保管されてジュエリーは破格。
アールデコのゴージャスなネックレス。
ときおり、そうしたジュエリーの中から数点選んで披露しますが、過ぎた日の華麗な暮らしに感嘆するほかない。

こうしたジュエリーをつけて、もちろん、それに相応しいドレスを着て、香水の香りを漂わせながら優雅に会話を交わしていた時代。良き時代があったのですね。

エレガントで華やかなジュエリーたち。
典雅なジュエリーを目の前に、
「素晴らしい」
「すごい」
「ステキ」
と、誰もが同じ言葉を繰り返すのみ。
感激が言葉を奪ってほかに表現のしようがないのです。

メレリオ家15代目のエミリー。
ジュエリーの知識がすごい。情熱もすごい。
でも、控えめでとっても親切。
革命前からの注文書も全部保管しているメレリオ。
日本ではちょっと地味な存在のようだけど、ヨ-ロッパでは格式高いメゾンとされている。

いろいろあるパリだけど、こうした輝きを見ると細胞がワイワイ大喜び。いい栄養をもらったと言っているみたい。この、大げさに言うと、激動の時代にパワーをもらうのは必要。ジュエリーのオーラは偉大で希望が湧いてきます。