2014年3月10日

日曜日 昼下がりのセーヌ河畔

車禁止のセーヌ河畔

変わらないようなパリだけど、
変わるパリ。
街並み自体には変化がないけれど、
この街に住む住民たちが変化をつけるのです。

今までは、夏だけセーヌ河畔に浜辺が登場して、そこで思い思いにヴァカンスを楽しんでいたパリジャン。ところが最近はセーヌ川沿いの一部を車禁止にして、いわば歩行者天国にしたのです。
それが、何と夏だけに限らずなのです。

オルセイ美術館近くの世界地図がユニーク
そうなると車が通れる道路が少なくなると、
反対もあったけれど、実現され、ごらんの通りこの賑わい。
自転車は通行していいようで、スイスイと気持ち良さそうに進んでいるし、子供たちも思いっきりはしゃいでいる。
犬もお散歩を楽しんでいるし、一角では数人でジムもしている。

川の上に浮かぶレストランでは、太陽を浴びながらゆったりとランチをとっている。

幸せに包まれる人々を見て
私もとても幸せ。
クレープ屋さんが大人気
橋の上ではクレープ屋さんが、おいしそうな香りを空高く放ちながら、笑顔でサーヴィスしている。

パリは本当にいい街。
詩や絵が生まれるエレメントがある街。

建物自体に変化が起きなくても、パリジャンのアイディアで光景が変わってしまう、
永遠に再生を繰り返す街なのです。