2014年3月28日

「パリ、アートとデザイン」展

芸術の街パリでは、大きなアートのエキシビションがほんとうに多い。
そうした展覧会に出品できること自体がステイタスで、
多くのアーティストは、それもひとつのターゲットとして創作する。

協賛のシャンパン会社の
広告塔もこの通り。
友人にアーティストがたくさんいるので、
彼らがいかにして世に認められるようになるか、
身近で見ているけれど、それはそれは大変。

作品に個性がなければ誰も関心を抱かないし、
たとえ優れた作品であったも、
多くの人の目に触れる機会がなければ、
あるいは、報道関係が語らなければ、
貴重な才能は埋もれたまま。
だから、エキシビションに出品することは非常に大切なのです。
費用は自分で負担する場合もあるし、ギャラリーが出してくれることもある。


インテリアが大好きな私にとって、
今開催中の「パリ、アートとデザイン展」は絶対に欠かせない。
なので、心躍らせながら会場へ。

中に入った瞬間、
個性的な演出で展示されている斬新な家具に、心が刺激され、もう大変。

我が家のサロンにはこのソファがいい。
ダイニングのテーブルはあれがいい。
そうそう、この家具は寝室に置くといい夢を見れそう。
入り口の壁にはあの鏡、
本箱はこれに変えたい・・・


頭の中で、
自分のアパルトマンの装飾がどんどん変わって、その忙しいこと、楽しいこと。
想像の世界に限りがなく、
いつまでいても飽きません。

才能の輝きが眩しい会場。

ということで、
昨日行ったばかりだけれど、
今日もまた行く積もり。

パリはいいですね。
アートの鼓動が響いていて、いいですね。
それは精神の高揚にとってもいい。

幸せ物質のセロトニンがどんどん増えて、
元気が出る、幸せになる。
もしかしたら、若返りにも効果があるかも。

だから、
今日も私は、
絶対に展覧会に行く。

そして、心行くまで想像の世界を漂うのです。