2016年3月13日

カルティエのオリジナリティあふれるコレクション発表

ドラマティックな演出ばかりの
カルティエのプレゼンテーションは
深く印象に残ります。
美女と豪奢なジュエリーに
圧倒されます。
さすが、ジュエリーの不動の地位を保っているカルティエ。今回のニューコレクション発表を拝見して、このメゾンがいかに革新的か再認識。

サンジェルマンデプレのホテル・モンタナを借り切ってのコレクション発表は、まるで映画の中に引き込まれたかのような画期的な演出。

重厚なドアから一歩中に入ると、そこは別世界。
若いミュージシャンが軽快な音楽を奏で、左側のバーには様々なドリンクが並んでいる。

その向い側には、驚くほど綺麗なマヌカンが、ソファに腰かけて優しい微笑を称えている。
着飾った彼女たちが身につけているジュエリーが、幻想的なアカリの中でキラキラと輝いている。
びしっとした身なりの美男が4人も。

奥に進みエレベーターで最上階に着くと、パリを屋根の上から一望できる客室で、4人の選りすぐったイケメンが、ゲームをしている。

彼らがつけている時計や装飾品も、もちろんカルティエ新製品。男の価値がぐ~んと上がります。やはり見かけは重要ですね。

その後、階段をおりながら各部屋に入ると、真っ赤なドレスの美女が、ベッドの上でダイヤモンドの煌きに見とれたり見せびらかしていたり、あるいは、若い子が元気に飛び跳ねたりしている。

数秒間だけ
カルティエのリングをつけて
最高に幸せ!!
ルイ・カルティエが愛していたアフリカをテーマにしたコーナーもある。メゾンの代名詞的存在のパンテールを主役とした階もある。

ジュエリーだけでなく、カラフルなバッグ、使いやすそうな大きさのペンもあって、カルティエの創作意欲が多岐に及んでいることがわかります。

短時間であっても、夢のような世界に浸れたのは素晴らしかった。
この日味わった高貴な雰囲気は、きっと細胞に極上の栄養を与えてくれるでしょう。
メゾンの代名詞的存在のパンテール。
忘れがたいインパクト。