2016年3月16日

ホテル プラザ・アテネで究極の美食

左から青柳の小山裕久さん、私、多津子さん、
小山さんの令嬢佐知子さん、吉兆の徳岡邦夫さん。
これ以上贅沢な美味はないといえるディナーが、リニューアルして更なる好評を博しているパラスホテル、プラザ・アテネのレストラン「アラン・デュカス」で開催されました。今秋に予定されている三越伊勢丹のパリ進出の前祝いです。

青柳の一品。
吉兆の一品。
日本を代表する老舗とフランス食文化の大御所が、この夜のために集まって一回限りのディナーを実現。唯一のクリエーションという意味では、まさに、服のオートクチュールに匹敵。そのために、この会食は「オート・キュイジンヌ」と呼ばれるのに相応しいのです。

日本の蒼々たる老舗の青柳、吉兆、天一、虎屋、そしてフランス料理の巨匠アラン・デュカスの共演は、夢の中の夢。それが実現したのですから、これは一大イヴェント。

日仏の名立たるシェフによる格別な一皿一皿は、心を揺るがすほど感動的。自然が育む貴重な産物への優しい心使い、秀でた感性、熟練の腕・・・それらが相まって作られる絶品は、まるで、魂が宿っているかのように貴重に思えます。

柔和な微笑のアラン・デュカス。
シャンパン、ワイン、日本酒もそれに匹敵する最高級のもの。極上の美味による極上のおもてなし。青柳の小山裕久さんとアラン・デュカスの熱い友情、それぞれの老舗の食文化に対する情熱が生んだ唯一無二のイヴェント。日仏の食に対する高尚なこだわり精神を味わった、記憶に残るオート・キュイジンヌの夜でした。