2016年9月25日

リドで早くもクリスマスのスイーツ発表

ルノートルのクリスマススイーツ。
リドとのコラボレーションです、華やか極まりない。
クリスマスは3ヵ月後だというのに、もう、そのお祝いのスイーツのお披露目。
場所は、ナンと、かの有名なシャンゼリゼのリド。
粒ぞろいの美女、美男の超人的な踊りや歌、ダイナミックな舞台装置で観衆を魅了するあのリドです。数回ディナーショーを楽しんだことがありますが、圧倒された印象が今でも残っています。

リドの舞台と客席を独り占めしてのお披露目。
毎回、趣向を変えて新作発表をする、スイーツの老舗ルノートルのご招待だったのですが、招待状に書かれていたリドが、まさかあのリドであるはずがない、例えリドであっても一角を借り手のイヴェントに違いないと軽装で出かけました。

おつまみのように置かれたミニスイーツ。
これもせっかくのお好意だからと全部試食。
ところが、いざ着いてみると、やはりあの華麗なリドが会場で、一角どころか全館借り切っての大掛かりなクリスマス スイーツのお披露目。

ダークスーツの男性と女性が出迎え、
「リドは始めてですか?」
などと、にこやかに微笑む。
「数回来たことがありますが、ずいぶんと前のことです」
と豪華なシャンデリアにちょっと圧倒されて、つい小声になった私。

皆、噴水の前に立って記念撮影。
こんなことだったら、もっとおしゃれをしてくるべきだったと後悔。
ちょっとカジュアルでした。反省。
「では、新しいショーの楽屋をご覧になってください」
と若い女性が先頭に立って、キビキビと案内してくださる。
楽屋に並べられている衣装がどれも高価なのには驚きました。
ふさふさした羽がついた衣装には、本物のオートリッチの美しい羽が使用されているし、無数のスワロフスキーのクリスタルが輝いているゴジャースな衣装もある。

目がくらくらした後、
「ではこちらに」
と、ドアを開けた先は真っ暗。
その中でひときわ輝いていたのが、クリスマス スイーツ。ルノートルがリドとコラボレーションして作った彫刻のようなスイーツは、ゴールドの特性ケースの中に並んでいて、華やかさが四方に飛び散っていました。

ステキなお土産のチョコーレト。
ずっと保存しておきたいほど。
今は、我が家の暖炉の上が彼の住まい。
そこに待機していた数人のシェフがいくつか試食をすすめてくださり、ついついあれこれ口にしてしまう。そこはまだ楽屋で、その後ビロードのカーテンを大きく開き、導かれたのは舞台の上。噴水まである立派な装置、その先には客席が見える。
こんな経験は二度とない。みな、交代で噴水の前で記念撮影。
ここにも複数のシェフがいて、 その場でお魚やイセエビのお料理を用意してくださる。冷えたシャブリと一緒にいただく贅沢なランチ。

コーヒーの後、手にしたお土産は優美なスワンの形のチョコレート。
あまりにもステキなので、しばらく我が家の暖炉の上に飾っておきます。