2016年9月9日

秋、ア-トの季節

ヴァンドーム広場でマノロ・ヴァルデスの作品を展示しています。
長いヴァカンスを終えて、ア-トが開花する時期を迎えたパリ。
今、そうしたパリのヴァンドーム広場に、華麗な空気が流れています。
 彫刻家マノロ・ヴァルデスの6点の作品が展示されているのです。
オリジナリティあふれるヘアスタイルの女性像が全部で6点。

そのオープニングパーティー が9月8日にあり、ひさしぶりに会った友人たちと歓声をあげて再会を祝い、日焼けした顔をほころばせながら
「やっぱりパリはいいわね」
などと、シャンパングラスを交わす喜びは格別。

優雅な香りが彫刻から漂っています。
ヴァンドーム広場に展示されているマノロ・ヴァルデスの彫刻は、オリジナリティーあるヘアスタイルの女性像に圧倒されます。
均整の取れたヴァンドーム広場に、ゆったりと間隔を置いて展示されている姿は、うっとりするほど優美。広場を囲むルイ14世の時代の歴史を刻んだ建造物と、コンテンポラリーな彫刻が、違和感を抱かせず共存しているのが、いかにもパリらしい。そこには時の流れに左右されない永遠の美があるようです。

それぞれの女性の顔の表情が物憂げで、それも心が惹かれる要素のひとつ。
10月5日まで展示されているので、ぜひ足を運んで現代美術の素晴らしさを味わってください。

再会の喜びの歓声があちらこちらから上がります。