2015年11月15日

悲しみと怒りのパリ

同時多発テロで129人の犠牲者を出したパリは、翌日の14日、大統領の勧告で外出を控えたパリ市民たち。私も、もちろん、一歩も外に出ませんでした。

13日夜中、ヘリコプターがパリ上空を巡回する音で目が覚めたのですが、外国の要人がパリ訪問の際にはあることだし・・・とそのまま眠ったのですが、かなリ長い間ヘリコプターの巡回は続いていた記憶があります。

そして、翌朝、信じられない悲劇を知ったのです。
テレビは早朝から特別番組。同じ映像が繰り返し流れていて、事件がまだしっかり把握されていないことが伝わってくる。それだけに不安が広がる。

夜のニュースは2時間を超える特別番組となり、数人の専門家が出席し解説がある。その間、パリをはじめとし、各地の様子の映像が流れる。

パリは外出をしないようにとの呼びかけがあったにもかかわらず、多くの人が約80人の犠牲者を出したとされているコンサートホールや、10数人の犠牲者を生んだレストランなどの前に集まり、花束を捧げたたり、ローソクを捧げたり、言葉を書いた紙を置いたり。

地方では3000、4000人が集まり、同じように花束やローソクを捧げる姿が映されていました。感動したのは、フランス国歌の大合唱をしたこと。手を繋ぎながら、涙を流しながら歌う姿に、胸が張り裂けそうでした。

パリ市内の病院には、医師や看護婦が自発的に集まり、負傷した人々の手当てを必死に行なっていると報道。エッフェル塔は照明を消し、哀悼の意を表しました。

アメリカも、ドイツも、イギリスも、その他多くの国が、それぞれの象徴的建造物をフランスの国旗の色にしたという。その様子をテレビで見て、フランスはひとりではない、世界の協力があるのだ、と心強く思えました。